勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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369: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/12/31(土) 01:48:40.41 ID:KaiQxJfW0
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――ガルナバーク・宿の大部屋――
ダーマ勇者「……――と、今言った配置で街回りの警備強化をそれぞれの小隊にお願いします!」
ダーマ勇者「各員に通達後、すぐに持ち場についてください!」
サマンオサ兵達「「「はっ」」」
ザカザカ…
ダーマ勇者「……こんな時に聖騎士団が同行していないなんて……くっ」
エジンベア勇者「まぁまぁ、君のせいじゃないさ。気楽にいこうよ」
ダーマ勇者「何を仰っているんですか!あの落日の手引きをした魔物があらわれたんですよ!?一大事です!」
ソクラス「すまないね……私が海の魔物達に力を使い果たさなければなんとか捕らえられたものを……」
ダーマ勇者「と、とんでもない事です!!私の責任ですソクラス様!私が取り逃がしたから……」
商人「とにかく、その男はこの大陸にもう用は無い、というような事を言っていたんですよね?」
ダーマ勇者「はい。間違いありません。ですがヤツの嘘とも限りませんし……街周りの強化はこちらで担います」
商人「恐れ入ります。助かります」
コンコン
エジンベア勇者「ん?」
ダーマ勇者「お客様でしょうか」
商人「はい、どなたです?」
ガチャッ
商人「…………おやおや、これはこれは」
エジンベア大臣「しばらくぶりですな、町長」
商人「大臣様ではないですか」
スタスタ
エジンベア大臣「話は伺いました。あの魔族がここへ来たとか」
ダーマ勇者「そうなのです……今警備を強化したところです」
エジンベア大臣「それは結構。まあ今回この街に連れたのはあのサマンオサの兵達です。心配はないでしょう」
エジンベア大臣「それはそれとして。町長?あの壷の方はどうです?気に入られましたか?」
商人「ええ。朝に早速受け取ってすぐに町長室に飾らせてもらいましたよ」
エジンベア大臣「ふふっ。それは何よりだ。……――そして、あちらの方は順調ですかな?」
商人「はい。輸送も滞りなく進んでいますよ」
エジンベア大臣「結構結構……破格の心遣いで貴女の要望に応えた甲斐がありました」
ダーマ勇者「……?あちら?」
エジンベア大臣「いえこちらの話です。エジンベア勇者?この後はわかっているな?」
エジンベア勇者「はいはい。明日の朝、話し合いの後夕方に輸送船で来た魔導士と合流。その後エジンベアへ移動ですよね」
エジンベア大臣「よろしい。ソクラス様をお連れするのもお忘れなく。失礼のないように」
ソクラス「御手数をおかけしますなあ」
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