勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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319: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2016/12/15(木) 00:19:16.92 ID:PC86Fqf/0
商人「ああ、そうです。ちょっと待ってもらえます?」
勇者「え?」ピタ
スタスタ
商人「忘れちゃうところでした……。どうせここから何処へ行くかも考えてないんでしょう?」
商人「でしたら……そこのお嬢さん、スーの方ですよね?」
スー勇者「……そうです、けど」
商人「なら丁度良い。中央広場の東口の方に私と取り引きしてる方がいらっしゃるんですけど、その方に会ってくれます?」
スー勇者「なんでですかっ……」
商人「その方、スーの方なんですよ」
スー勇者「!」
商人「恐らくそのまま彼はスーに戻ると思いますので、それに同行でもさせてもらえばいいんじゃないですか?……よっと」
ドサッ
スー勇者「……この、大きな袋は……?」
商人「秋種と本です。その彼に頼まれてたんです。彼に渡してくださいな」
商人「さあさあ、国連の方々が動き始める前にとっとと消えてください?ちょっとこれから私は儲け話をしてこにゃならんので」
勇者「……商人」
商人「ん?なんです?私の寛大な処置にお礼でも言ってくれます?」
勇者「ありがとう」
商人「……はい?」
勇者「いや……それじゃ、また来るよ」
スタスタ
勇者「行こう、スーちゃん」
スー勇者「は、はいっ」タッ
大爺「……町長、また、あとで、話す」スタスタ
スタスタ
あらくれ「……町長」
商人「……」
あらくれ「嘘だよな……?さっき言ってた事」
あらくれ「なあ……?じゃなきゃ……俺らみたいな、『下層』の奴らをアンタは!」
商人「……あなたに話す事はありません」
あらくれ「……!!」
あらくれ「…………そう、かよ」
スタスタ
商人「……」
シーン……
商人「……」
…………
……
…
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