八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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487: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:44:49.92 ID:P+l3VGEy0



上手く聞き取れず聞き返すが、凛は笑って流すのみ。

いや、なんかすげぇ気になるんですけど……



凛「それより、そろそろ事務所入ろうか。ちひろさんとか探してるかもよ」

八幡「あ、おい!」



俺を放って、さっさと行こうとする凛。

……本当、決めたらどこまでも行こうとする奴だ。



一度は辞めて、それでもこの場所に焦がれ、俺はまた戻ってきた。

隣にいたいと、凛を、トップアイドルにしたいと、またやってきたんだ。


どうやら人生ってのは、簡単には終わらないらしい。



好きになった女の子はアイドルで。

だからこそ辞めたプロデューサーに、俺は、再びなった。



……本当に、おかしな話だよな。

もしも自伝を書くんなら、最後の〆はこうしようと思う。



いつかの再提出の、更にやり直し。









凛「ほら、早く。プロデューサー!」



八幡「……ああ」









やはり俺の青春ラブコメは、まちがっている。


















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