八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/12(土) 23:25:42.67 ID:P+l3VGEy0
久々に会ったからと言って、何をそんなに撮る必要があるのか。八幡、誰かと写真を撮るなんて経験が無いので分かりません。……ここ、笑うとこだぞ。
莉嘉「……だって、八幡くんがまたいなくなっちゃったら、撮れないかもしれないじゃん」
八幡「……っ」
俯き、そんなことを言う莉嘉に思わず口を噤んでしまう。
……ったく、んなこと言うなよな。自惚れちまうぞ、俺。
八幡「……別に、今日じゃなくたって大丈夫だろ。そんな心配する必要ねぇ」
莉嘉「え?」
八幡「ここに来れば、いつでも俺なんて会える。見たくなくたって顔見ることになんだから、覚悟しとけ」
我ながら捻くれたもの言い。
だが、それでも莉嘉には充分だったようだ。
莉嘉「……えへへ。ダメだよ、今日もいっぱい撮るし、これからも嫌になるくらい撮るんだから!」
美嘉「……だってさ」
八幡「そうかよ」
正直それは本当にマジで勘弁してほしいが……まぁ、千葉のお兄ちゃんはみんなシスコンだからな。
たとえ妹っぽいってだけの女の子でも、その力を遺憾なく発揮してやろう。仕方なくな。
と、そこで不意に袖を引かれる。
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