八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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454: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:22:08.92 ID:P+l3VGEy0



深く礼をして、感謝を告げる。
本当に、礼を言っても言い足りない。こんな俺を、また引き受けてくれたんだからな。

そしてなんかちひろさんが「私の時より素直……」みたいな非難めいた顔をしているが、スルーしておく。



社長「これからは、きっと前以上に大変な事が待っている。やれるかね」

八幡「ええ。承知の上です。……それに、やり残した事も沢山ありますから」



思えば以前の俺も、ここへ戻ってくるまでの俺も、支えられて、与えられたからやってこれた。
なら、少しずつでも、それを返していこう。

正社員として、ここから俺は再出発するんだ。



八幡「……飲みに行く約束も、忘れてませんしね」

社長「っ! ……それは、嬉しいことを言ってくれるね」



そう言って社長は快活に笑う。
飲める年齢まではもう少しかかるが、それでもその時は必ず付き合おう。これも約束だ。



ちひろ「え、なんですか飲みに行くって。それ、私も入ってます?」



私聞いてないとばかりにちひろさんがしゃしゃり出てくる。いや、あなたはちょっと……
この人も誘うと、なんだか他の酒豪アイドルたちも寄ってきそうでなぁ……それは勘弁してほしい。

社長は一つ咳払いをすると、仕切り直すように改めて話し始める。この人も流したな……



社長「それじゃあ、比企谷くんに今日一日の仕事を今ここで命じよう」

ちひろ「あれ、今私スルーされました?」

社長「それはズバリ……」



勿体ぶる社長に、俺も何となく身構える。

俺の、初仕事。



社長「手始めとして、今日一日アイドルとの交流をするんだ!」

八幡「……ん?」





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