八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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448: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/12(土) 23:18:00.18 ID:P+l3VGEy0

〜エピローグ〜






青春とは嘘であり、悪である。



青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺く。

自らを取り巻く環境のすべてを肯定的に捉える。

何か致命的な失敗をしても、それすら青春の証とし、思い出の1ページに刻むのだ。


例を挙げーー






八幡「なんだ、こりゃ」






随分と、懐かしいものが出てきた。

確か、平塚先生へ最初に提出したレポート用紙だよな。再提出を言い渡されて、奉仕部やりながら書いたっけ。


たまには片付けをしようと机を漁っていたら、くしゃくしゃのレポート用紙。内容はリア充への犯行声明。
ふむ……



八幡「我ながら、なんと的を射た文面だろうか。とっとこ」



ぴしっと、レポート用紙のシワを伸ばし、改めて引き出しにしまう。

もしかすれば、こいつが日の目を見る時が来るやもしれん。万が一俺が自伝を書く時が来たら冒頭に載せることにしよう。





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