八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 23:20:45.95 ID:ttV+FyVW0
× × ×
八幡「さて、女将さんにもお帰り頂いたし、真実を聞かせて貰おうか」
とんだ茶番に付き合わせてしまって、ちょっとご迷惑だったかな。……普通に考えて迷惑か。でも楽しそうにはしていたし、合意の上だしな。後でちひろさんに頼んで菓子折りでも送らせて貰おう。
しかし、企画発案者で最下位になった当の輿水は拗ねてるご様子。
幸子「ボクとしては、勝負の判定に不満があるんですが……」
八幡「まだ文句垂れてんのか。もう一回戦いっとくか?」
凛「絶対嫌っ!」
違う方向からの瞬時の即答だった。優勝者が一番嫌がってるってこれどうなの。まぁ、そうは言っても俺だってやりたくないが。
幸子「……分かりました。ちゃんと話しますよ」
渋々ではあるが、ようやく折れてくれた輿水。こいつも約束は守る辺り、根は真面目だよな。
幸子「あの時、トイレに行ったのは本当なんですよ。ただちょっと事情があって……」
楓「? トイレというのは、お部屋のトイレですか?」
幸子「いえ、一階にあるレストルームです。そこで、その……」
またごにょり始める幸子。なんだ、一体何がそんなに言いにくいというのか。
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