八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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338: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/07(月) 22:56:23.84 ID:ttV+FyVW0



楓「どうにか、聞き出す方法は無いかしら?」

八幡「いや、それを俺に訊くんすか」

楓「だって、幸子ちゃんなら比企谷くんの方が対応が上手いと思って」



一体どういう意味だそれは。おちょくるのは好きだが、果たしてそれは対応が上手いのに繋がるのか……?



楓「ね? お願い」

八幡「……まぁ、やれるだけやってみます」

楓「その間に、私はちょっと……」



と言って、楓さんはスッと引き下がる。
なんか面倒毎を押し付けられた感があるが、これもプロデューサー……じゃなくて、高垣探偵団の仕事か。



幸子「なんですか? さっきからコソコソと……」

八幡「あー……輿水よ。お前はわざわざ部屋までトイレまで行ったと話したな?」

幸子「え、ええ。それが?」



相変わらずいちいち返答がしどろもどろである。ってかこれ大丈夫か? 俺セクハラで訴えられたりしない?



八幡「だとすると、少し妙なんだよな」

幸子「みょ、妙とは?」

八幡「兵藤さんが言ってたんだよ。兵藤さんと莉嘉はお前と同じように部屋へ戻ったらしいが、行く時も戻る時もお前とは会わなかったってな」

幸子「ぶぇっ!?」



理由が違ったにしろ兵藤さんが部屋へ戻ったのは本当だった。そしてその兵藤さん曰く、部屋へ向かう時は莉嘉と一緒だったが、輿水はいなかったらしい。



八幡「お前らの部屋は同じ階にあるのに、なんで道中一緒じゃなかったんだ?」

幸子「そそそそそそ、それは……!」





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