八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 22:56:23.84 ID:ttV+FyVW0
楓「どうにか、聞き出す方法は無いかしら?」
八幡「いや、それを俺に訊くんすか」
楓「だって、幸子ちゃんなら比企谷くんの方が対応が上手いと思って」
一体どういう意味だそれは。おちょくるのは好きだが、果たしてそれは対応が上手いのに繋がるのか……?
楓「ね? お願い」
八幡「……まぁ、やれるだけやってみます」
楓「その間に、私はちょっと……」
と言って、楓さんはスッと引き下がる。
なんか面倒毎を押し付けられた感があるが、これもプロデューサー……じゃなくて、高垣探偵団の仕事か。
幸子「なんですか? さっきからコソコソと……」
八幡「あー……輿水よ。お前はわざわざ部屋までトイレまで行ったと話したな?」
幸子「え、ええ。それが?」
相変わらずいちいち返答がしどろもどろである。ってかこれ大丈夫か? 俺セクハラで訴えられたりしない?
八幡「だとすると、少し妙なんだよな」
幸子「みょ、妙とは?」
八幡「兵藤さんが言ってたんだよ。兵藤さんと莉嘉はお前と同じように部屋へ戻ったらしいが、行く時も戻る時もお前とは会わなかったってな」
幸子「ぶぇっ!?」
理由が違ったにしろ兵藤さんが部屋へ戻ったのは本当だった。そしてその兵藤さん曰く、部屋へ向かう時は莉嘉と一緒だったが、輿水はいなかったらしい。
八幡「お前らの部屋は同じ階にあるのに、なんで道中一緒じゃなかったんだ?」
幸子「そそそそそそ、それは……!」
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