八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/07(月) 22:55:15.46 ID:ttV+FyVW0
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幸子「う、ううううう嘘なんてついてません! ボクは無実ですよ!!!」
部屋中に響く輿水の叫び。
ここまで分かりやすく狼狽されると、いっそ清々しいな。自称・女優を語るならもうちょい取り繕ってくれ……
昼飯を終え、輿水の部屋へ来て既に10分程。だが、兵藤さんの時と同様に事情聴取を行ったところこの有様。
楓「幸子ちゃん? 別に私たちは、貴女を疑っているわけじゃないの。ただ何で部屋へ行ったか、本当の理由を聞きたくて……」
幸子「だ、だから、お手洗いに行っただけだって言ったじゃないですか! 嘘なんかじゃありませんよぉ!」
と、ずっとこの調子である。
……まぁ、確かに嘘ついてるって証拠は無いんだよな。あからさまに怪しいだけで。
楓「比企谷くん。ちょっと…」
八幡「はい?」
すると楓さん、俺の耳元に顔を近づけ、耳打ちをしてくる。いや、だからそういう行動をさ、あんまり気軽に青少年に対してやらないでくれますかね……!
微妙に身体を傾け、少しでも距離を取る。断じてヘタレではない。
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