八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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12: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:27:22.88 ID:J34r1N8z0



正直、無理しなくてもいいのであれば俺は投げ出す気満々でいた。不審者扱いされる可能性だって否定出来ないからな。ってか実際された。

けど、そう簡単に割り切れなかった。割り切れないんだよぉ……!
俺にスカウトの話をした時、最後に社長はこう言っていたのだ。



社長『そうだ。もしも上手くスカウト出来たなら、番組の現役枠の方に渋谷くんを抜擢しようか。それくらいの見返りは考えないとね』



現役枠への、抜擢。

それはつまり、テレビ出演……!


凛の名が売れて来たと言っても、テレビでの仕事はやはり貴重だ。こんなチャンスをみすみす逃す理由は無い。

だから、だから俺は、何としてもスカウトを成功させないと……!
凛の為にも、スカウトしなきゃ…………って思ってたけどやっぱキツい! SAN値がガリガリ削られる! こんな挙動不審じゃお縄になっても文句言えねぇぞ! ってかなった!!









八幡「……と、まぁそんな紆余曲折を経て、現在に至るというわけだ」


「なるほどー。それは大変でございましたねー」








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