67:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:38:36.86 ID:I+fdqcufo
たしかにぼくは死にたがりの戯言遣いで。
生きていたってどうしようもない欠陥製品だけれど。
でも、だからと言ってむざむざ殺されたくはない。
こんなやつに、殺されたくはない。
「そんな、う……嘘じゃろう?」
その途端。
彼女の眼が――とても、弱々しいものとなった。
先ほどまでの冷たさが、それこそ嘘のように。
「助けて……くれんのか?」
「…………」
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