65:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:34:37.34 ID:I+fdqcufo
「なに言ってんですか。いやですよ、そんなの」
「いや……なのか?」
カシ
彼女は、わからないといった風に首を傾げた。
本当に、わからないといった風に。
ボケてるんじゃなく――大マジに。
そういう意味では場違いなツッコミだった。
・ ・
これはぼくに助けを求めているのではなかった。
ぼくを捕食して、自力で生きようとしているだけなのだ。
人よりも上位の存在。
取るに足りない――人間ごとき。
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