キスショット「これも、また、戯言か」
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264:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 02:25:49.88 ID:znhwGlXXo

 ドラマツルギーはというと、両腕の大剣を人間状態のそれに戻し、首元を押さえ、

その場に座り込んでいた。

 ぼくは立ち上がり、反撃を恐れ距離をとる。

 おそらく、この手は二度目は通じない。もう一度、ドラマツルギーに近づくための方策を考えなくては。

と、考えたところで気づく。ドラマツルギーは、青ざめた顔でぼくを見ていた。座ったまま、動かないで、

いや、動けないでいる。血を吸ったことによる影響だろうか? ならば今は好機か?



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