262:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 02:24:13.54 ID:znhwGlXXo
「ぬう!! う、うおおおおお!?」
ドラマツルギーが、ぼくの狙いに気づく。
ドラマツルギーにはねられたぼくの首は、首だけになったぼくは、勢いそのままにまっすぐ飛び、そして。
ドラマツルギーの首へとかみついた。
「おおおおおおお!?」
吸血鬼は吸血鬼に血を吸われてはならない。存在そのものが絞りつくされてしまうから。と、
キスショットは言っていた。
そうだ、ぼくにとって弱点となりうるのであれば、それがドラマツルギーに通じない道理はない。
ぼくは、首だけになって、血を吸う。ドラマツルギーを吸いつくそうとする。
「な、な、なななななな」
ドラマツルギーがうろたえる。いつまでも、吸い付いて離れないぼくに驚き、そして。
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