226:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/26(月) 01:25:19.67 ID:znhwGlXXo
「…………」
時刻は十一時半。
ちょっと早めに出てきたつもりだったのだが、それでも遅かったらしい。グラウンドにはすでに、
二メートルを超すであろう大男、ドラマツルギーが待ち受けていた。
腕を組んで仁王立ち。両の腕は通常の、つまりは普通の人間の状態である(一対一の近接戦闘に
際しては、大剣を振るうより人間の腕あるほうがやりやすいのだろうか)。その様はまるでなにかの
像のように厳かな雰囲気すら感ぜられる佇まいで、すこし、たじろぐ。
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