キスショット「これも、また、戯言か」
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106:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 16:56:06.31 ID:I+fdqcufo

 ふうむ。吸血鬼世界というのは意外に体育会系らしい。となると、なにやら連帯感を強める

ための儀式めいたものがこれから行われるのだろうか? たしか聞いた話によると、ある中学

の野球部では女子から制服を借りて初回の練習をするとか。そういう、恥ずかしい思いを皆

で共有することが大切とかなんとか。
 
「ふふ、察しがよいな。優秀な従僕を持てて、儂はうれしい。ま、よい主人にはよい従僕が

つくものじゃから、当然と言えば当然のことなのじゃが」

 キスショットは愉快そうに笑う。

「はあ、で、いったい何をさせようってんですか? キース様」

「砕けておるのか畏まっておるのか……ああ、もうキスショットでいいわ」

「で、キスショット。ぼくはいったい何をすればいいのかな?」

「うむ。まずは服従の証として儂の頭を撫でてみよ!」

 彼女は威張って言った。
 


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