野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/10(金) 00:50:56.40 ID:jAO8W5jM0
「涙子ちゃん、例のカード……できれば封筒も持ってる?」
マネーカードは口の開いた封筒に一枚ずつ入れられた状態で隠されていた。
「あ、はい。両方持ってます」
佐天が四枚の封筒を取り出す。おそらく中にはマネーカードが入っているのだろう。
「よしシロ、この匂いを覚えるんだ」
「シロちゃんってそんな事が出来るんですか?」
「雨とか降らないかぎり大丈夫だゾ」
「(別に、本職の警察犬のようには行かないけどね……ん!?)」
しんのすけの腕の中で、シロが毛を逆立てた。
「どうしたシロ!?」
「(何か嫌な感じがする人が近づいてきてる!!)」
「あら佐天さんと野原」
「御坂さん」
シロの言う『嫌な感じがする人』とは第三位の超能力者、『超電磁砲』【レールガン】の御坂美琴であった。
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「ああ、発電能力者のAIMか」
「え、何が?」
「シロちゃんが急におびえちゃって」
御坂の疑問に佐天が答えた。
「シロちゃん?」
「こいつだゾ」
しんのすけが御坂にシロを見せる。
「あー、昔から動物には嫌われちゃうのよねー」
「まあAIMなら仕方ないよ」
しんのすけがシロを懐に戻す。
「そんなワケで、呼んで早々にゴメンねシロ」
「御坂さんもカード探しですか?」
「うん、手伝ってもらおうと思って」
佐天の問いに、本人では無くしんのすけが決定事項であるかのように答えた。
「え?」
「美琴ちゃん、前に大怪獣倒した時に言ってたでしょ?形状や大きさが判っているならソナーセンサーみたいなことも出来るって」
「わあ、沢山見つかりそうですね!!」
御坂はまだ了承していなかったのだが、佐天の喜びように、既に断れる空気ではなくなっていた。
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