アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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360: ◆eIXIH1pnXg
2016/10/02(日) 22:50:24.02 ID:winEVlOM0
アムロは苛立ちや焦りが有ろうとも、誰もが認めるスーパーエースだ。
浅い軌道は直せぬものの、ちょろまかと動き回るビットにダメージを着実に与えており撃墜されたビットもあった。
だがそれでも、アムロの苛立ちは消えないのだ。
もしもMS戦ならば、この程度のビットに当たる要素も無ければ一撃で落とせない筈も無い。
MSを動かすようにはいかないことを理解していながらも、やはりそのことにストレスを感じざるを得ない。

アムロ「チイッ!」

その気持ちを処理出来ずにか、舌打ちとも呻き声とも取れる声を上げる。
着実にビットの攻撃に慣れてきたとはいえ、最初に避けれた感覚を上手く引き出せないのにも苛立ちを覚えた。
このような瞬間こそ、自分の不充分で出来損ないなNT能力を呪いたくなる。

セシリア「どうしまして?先程までの動きが嘘のようでして!」

ある程度落ち着いて余裕が出てきたからか、セシリアは口撃も仕掛ける。
先程のアムロの反応を見て、挑発は効くと判断したからだ。
事実それでアムロの苛立ちや焦りは増し、ビットのレーザーに軽く当たることになる。
だが、ビットに思ったよりも善戦しておりセシリアが思うように試合が動かないのも事実。
セシリアの心の片隅に余裕はあるものの、決めきれない焦れったさが確かにあった。
それを態度に完全に出さないのは、代表候補生としての経験、そしてセシリアの意地。

五分五分になった試合戦局は次第にセシリア有利にと変わっていっていた。


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