アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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359: ◆eIXIH1pnXg
2016/10/02(日) 22:35:59.22 ID:winEVlOM0
試合開始の合図が、ブザーが、とても遠くのモノに聞こえる。
今の俺の目の前にいるのは、イギリスの代表候補生。
全力を出し切ろうとも敵わない相手だろう。だからと言って簡単には負けられない。
だからこそ戦場の時のような恐ろしいまでの集中力を発揮している。

セシリア「今、私に謝って.........ッ!!」

それだけ集中していたからこそ彼女の話など耳に入らず、最初から攻撃を始める。
上下左右にと動きを読まれないようにしながらアサルトライフルの射撃を繰り返す。
一方のセシリアは、軌道を読めずにいて近寄られないようにレーザーライフルを撃つので手一杯だった。
セシリアの動きが止まる。頭の中に駆け巡ったイメージを受け回避運動を取った次の瞬間、突然の背後からの射撃。
だが、それを『感じていた』ために簡単に避けた。

セシリア「何で今の攻撃が......!?」

その驚愕で立ち止まったのが災いした。
自らのビットが放ったレーザーが直撃。その隙にもアムロの連射を次々と受けていく。
これで、アムロに勝利へ一歩も二歩も近付いた。
しかし、セシリアは男に負けるのだけはプライドが許さないという一心でどんどん集中力が増していく。
対するアムロはいくらまだまだ甘いビットの扱い方だろうと、ISの扱いにそれ以上に慣れていないため被弾が増えていく。
アムロの集中力は切れてはいなかったが、ビットを満足に避けれない自分への苛立ちと焦りで軌道が浅くなっていた。
それを見逃す程セシリアも抜かってはおらず、レーザーライフルの手痛い一撃に被弾してしまう。

これで、戦局は五分五分になった。


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