アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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245: ◆eIXIH1pnXg
2016/06/28(火) 21:55:02.20 ID:m+WZw9+90
アムロ(今思い返すと、織斑先生の発言は怪しかったな)

アムロ(個人的な付き合いがあろうと、俺が記憶喪失なら意味がないというのに。それほど、痛い所を突かれたってことだな)

現在は、入学式の真っ只中だ。あと少しで、各々の教室へと案内されるといった感じであろう。
軍の将校から聞く有難い御言葉よりは聞く価値があるが、大人にもなると当然のようなことを気を付けるよう色々言われるのは退屈だ。
それに、必然的に俺へと向けられる好奇の視線が俺の居心地をもっと悪くしていた。

――――――――

そんな思いがありながらも、無事に入学式が終わると、教室へ行くこととなった。
俺は1-1に所属することになる。要は、例の織斑一夏と同じクラスということだ。
これも織斑先生なりのフォローだろう。もしかしたら、弟を楽にしたいという姉の情けだったかもしれない。

教室に入るや否や、クラス中の女生徒達からテレビで見た「例のあの人」扱いされている。
俺と織斑一夏で女子が二つに分かれ、それぞれ囲まれてワーキャーされているわけだ。

何とか、名簿順に自己紹介をしていくことになり、例の織斑一夏の番が来た...が。
なんと呆けている様子。

山田「ええと、織斑君の番なんだけどお願い出来るかな?」

一夏「ああ...えっと、はい!」

一夏「織斑一夏です、これからよろしく!」

これだけで座った。居たたまれない空気が流れる。
よくも悪くも鈍感なようだ。当の本人はケロッとしている。

そこで織斑先生が入ってきて、出席簿と見られる黒い帳面で一夏を叩いた。

千冬「マトモに自己紹介も出来んのか、お前は!」

一夏「いってえ...何だよ、千冬姉...」

千冬「織斑先生と呼べ」

ここで教室内は一気にヒートアップ。
やれ、貴女に会うためにこの学校に入ったとかとんでもない内容のモノばかり。

千冬「私の受け持つクラスは何故こうも問題児が多いんだ...」

胃薬でも常備してそうな絶望した表情を浮かべている。


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