アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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151:名無しNIPPER
2016/06/06(月) 21:01:45.28 ID:8xkDqZ7d0
アムロ「俺の心の中に入って来るな!俺は、俺はまだ死人に引き摺られることなど...!」

だが、頭の中にはララァを殺したときの感覚がしっかりと残っている。
コクピットにガンダムのビームサーベルを突き刺した、あの瞬間。
死に際のララァと共感して命の母である海を垣間見た、あの感覚。

そんなセンチな思いに誘発されて、思い出される部下の死。
俺が不甲斐なかったせいで死んでしまった、ケーラ。
握り潰されて、ミンチになってしまったケーラをアストナージに見せてしまった後悔。

これだけ、死者への思いが募って果たして死者に引き摺られてないと言い切れるか?
このままでは、死人に足を引っ張られると分かっていてもどうしても拭いきれない。
なまじニュータイプであった故に、感覚が頭から離れない。

アムロ「でも、僕だって...僕にだって出来ることはあるはずなんだ」

シャアの様な、過激な方法ではなくて地道に人に可能性を見せる方法。
それが、アクシズで光を見た僕なら出来るはずだから。

アムロ「だから、俺だって死者に何時までも固執していられるわけじゃない」

ララァ「貴方の覚悟は分かったわ...」

ララァ「私は貴方の中で永遠に生き続けている...ずっと、ずっと...」

アムロ(俺が、ララァを振り切れるその時まで...か)


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