モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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73: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 20:08:07.78 ID:glNSs2qCo

「ゲ……ババアが来やがった」

「なんだよ!!お前には関係ないだろ!!!」

「さっさとどっかいけよババア!!」

 小学生くらいの子供にありがちな、ありきたりな暴言を吐くいじめっ子たち。
 そんなことは構わずに、新たに表れた少女は一直線に走っていく。

「いいかげんに、しなさーい!!!」

 そして、少女は速度を落とさないまま跳びあがり、取り囲む子供たちに向けて跳び蹴りを繰り出した。

「うわ!あぶね!!!」

 取り囲んでいた子供たちは散りじりになってその一撃を回避する。
 現れた少女はきれいに着地し、虐められている少女の前で壁になるように立ち上がる。

「あんたたちそんなことして楽しいの!?さっさとそれを返しなさい!!!」

 さっそうと助けに入った気の強い少女は、ステッキを指さして言い放つ。
 いじめっ子たちは、先ほどの容赦のない攻撃で動揺しているようだ。

「へ……へっ。こんなもの、欲しけりゃやるよ!」

 ステッキを握っていたいじめっ子は、乱暴にそれを放り投げる。

「あ!コラッ!」

 ステッキに気の強い少女が気に取られているうちに、いじめっ子たちはその場から退散していく。

「バーカ!!鬼ババアと泣き虫で、勝手に仲良くしてろよ!!!」

「そうだそうだ!バーカバーカ!!!」

 小学生の少ない語彙で吐かれた暴言を捨て台詞に、いじめっ子たちはこの場から離れていく。
 そんな言葉を気にせずに気の強い少女はステッキを拾い上げて、泣いていた少女にそれを渡そうとする。



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