モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆6J9WcYpFe2
[sage saga]
2018/11/20(火) 04:15:20.00 ID:RuS2Oh8G0
そして、時は進み―――
「お、いたいた
写真の女と似てる・・・・・・あれがシュガーハートか
・・・・・・ただのコスプレ好きな、どキツイ女にしか見えんな。あんなもんがGDFの英雄かよ」
彼は双眼鏡で、シュガーハートが乗っている車を発見した。
今のところ見えるのは、車を運転している男とシュガーハートのみだ。
「って、話には聞いていたが、あの森を通過してんのかよ
あれ、認識阻害装置とか以外にも、思考を操作して、この場所を通りたくなくなるようにする装置も設置してたんだけどな。
あれ、高かったんだぞ、くそっ」
そしてその進路先には、コラプテットビークルと化した戦車。
「ははっ、英雄ってもんは案外あっけなく死んでしまうもんだ
砲弾に撃たれて死に―――!?」
その戦車が突然大きな音を立ててひしゃげた。
周囲に土煙が上がり、その煙が晴れたところから、1人の大男と外国人の女性が現れた。
「な、なんだあの大男!?
一体どこから・・・・・・まさか空から!?」
そうして空を見上げると、英国GDFのエンブレムがついた輸送機が飛んでいるのが見えた。
「ま、まさか英国GDFも来るとはな・・・・・・
だが、あの森には認識妨害装置が設置してある。
落ちてきた奴らはともかく、空の奴らにはあの森は見えていない。」
となれば、作戦は変わらない。
「落ちてきた大男の対処は大変だが、奴らを消せば、憤怒の街の秘密は守られる
そうすれば、司令官殿が大儲けして、俺もそのおこぼれに預かれる」
シュガーハートを乗せた車は一旦停止し、中から少女と女性2人―――あれも子供だろうか―――が現れた。
「あの2人は見るからに弱そうだ。いざとなればあいつらを人質にすりゃあいいか。
―――にしても、研究者風に、魔法少女風に、・・・・・・なんか全身黒い奴。
こいつら、一体憤怒の街に何しにきたんだ?」
そして、空から落ちてきた英国GDFの女性と大男を乗せて、車が再発進する。
「まあいいか。どうせ奴らも消すんだ。理由なんかいらん。
それに―――そろそろ"お姫様"も到着するようだしな。」
双眼鏡から目を離した傭兵の視線の先には、1機の大型輸送機が飛んでいた。
―――そして時は、ユウキ達が目的地に到着するまで進む。
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