ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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530: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2016/12/24(土) 18:26:47.62 ID:My0lU9vO0

 しかも渤海くんの場合、はっきり申し上げて、

 彼はいわゆる地縛霊になっています。

 これは非常に厳しい状態です。

 霊的なセンスをかなり持ったお友達にでも恵まれない限り、

 彼の退院は不可能だと思います。」

このような次第であった。

にわかに信じがたい話であったが、
高句麗は院長の案内のもと、息子の霊を見に行ったのである。

歩いているうちに彼は気づいたのだが、
過去に新羅が飛鳥日本の簪を盗んだ時、
自分は不気味な声やら蛇やらを確認しており、
そういう才能はある方だったのだ。

彼にとって懐かしの東病棟給湯室に到着した。

彼は恐怖で声を上げそうになったが、院長に止められた。

彼がそこで見たものは、
  
  
渤海「やまとちゃん・・・どこ?」

渤海「僕・・・なんでか、動けないんだ・・・」

渤海「やまとちゃん・・・助けて欲しいんだ、やまとちゃん・・・」

渤海「助けて・・・ねぇ・・・」
  
  
確かに息子であった。

彼は院長を押しきって、息子に話しかけた。

高句麗「おい、俺だ!お前の父さんだぞ!」

高句麗「なんとなく覚えてるだろ!昔会ったんだ!なあ!」

しかし、渤海には彼の存在が把握できていないらしかった。

何度声をかけても、渤海はずっと似たようなうわ言を繰り返していた。

ついに高句麗は諦めて、その場を離れることにした。
 


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