ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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461: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2016/12/05(月) 23:11:53.39 ID:Zcstu9j50

扶桑「そうだわ、あなたのご友人にも太陽玉を届けてさしあげましょう!」

扶桑「ゲツヨウインテイ山の熱泉に太陽玉は9個も沈んでいるそうです」

扶桑「伝説の果実を食べれば、怪我なんて治っちゃいますよきっと!」

日本「そうかもしれませんね・・・よし、頑張るぞ!」

こうして日本青年は、腕を吊って(足の指も折って)いるのにも関わらず山へ向かった。

東極山よりもさらに過酷な山、ゲツヨウインテイ山。
予想通り気候は悪かったが、剣簪の霊妙か、獣に襲われることは一切なかった。

悪路を登りきると信じがたいことに、扶桑の話は真実であった。

ゲツヨウインテイ山の熱湯谷には太陽玉と頭蓋骨らしきものがいくつも沈んでおり、
怪人・黒歯なる不気味な男が住み着いていた。
法の及ばない無法地帯であった。

卑劣な黒歯は扶桑を人質にとり、日本に勝負を挑んだ。

日本は正々堂々、目潰し攻撃を以て黒歯の視界を一時的に奪った。

怪人が右往左往している隙を見て、円匙であるだけ太陽玉を掬い上げ、
扶桑を救出して下山した。

下山してお互いの友人に太陽玉を届けようという話になったとき、
それぞれの言う友人というのが、共に高句麗であったことにようやく気づいたという。
扶桑は玉違いをしていたのだった。
  
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日本と扶桑はこの一連をきっかけに、健全なお付き合いの後に結婚した。
結婚式当日の妻側の友人席は、人外の生命体で溢れかえっていたという。
この夫婦の間に生まれたのが、一人娘の日本(やまとちゃん)である。
 


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