190:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:48:54.66 ID:0oKAVaRPo
早乙女「一週間の学習で、小学一年生修了。二年生も問題ないか……」
達人「これが算数テストか。字は汚いが、ペンは持てているみたいだな」
達人「……ほー、一〇〇点満点の花丸じゃないか。おつむの出来も中々か」
191:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:49:37.28 ID:0oKAVaRPo
ミチル「クマちゃん、テストどうだった?」
「たぶん、できたとおもうクマ」
ミチル「クマちゃん、頭良いからね。大丈夫だよ」
192:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:50:06.01 ID:0oKAVaRPo
「ミチルー、タツヒトー」
達人「おうクマ、どうした?」
「あれ、なにクマ?」
193:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:51:05.70 ID:0oKAVaRPo
達人『こちらゲッターイーグル号、達人! ミチル、調子はどうだっ?』
ミチル『こちらゲッターイーグル号、ミチル。想定負荷再現装置での訓練と比べるとちょっときついけど、問題ないわ!』
達人『同じくだ。親父、そっちから見てどうなっている?』
194:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:51:56.40 ID:0oKAVaRPo
『メカザウルスの襲撃での死者は、現在確認できている限りで二二三人、怪我人は三〇〇〇人に及ぶと言われています』
『この襲撃に対しイギリス政府は、他国との連携を強め――――』
「クマ……これがハチュウ人類のメカザウルス、クマ……?」
195:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:52:38.74 ID:0oKAVaRPo
「…………」
ミチル「クマちゃん、どうしたの?」
「ミチル」
196:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:53:20.92 ID:0oKAVaRPo
達人「用ってなんだ、親父」
早乙女「ゲッターロボは、三人でなければ動かせない」
達人「何?」
197:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:53:47.86 ID:0oKAVaRPo
「三人目のゲッターパイロットになるクマ」
198:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:54:33.44 ID:0oKAVaRPo
ミチル「な、何を言っているの、クマちゃん……駄目よそんなの、危険だわ!」
「分かっているクマ」
ミチル「そんな事をさせる為に、私はクマちゃんを助けたんじゃない! 認めないわ!」
199:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:55:27.40 ID:0oKAVaRPo
ミチル「……ふふ。ここで言い返す言葉が思い付かない時点で、私の負けね」
「ミチル……」
ミチル「いつの間に、そんなに賢くなっちゃったのね。ちょっと悔しい」
200:名無しNIPPER[saga]
2016/05/07(土) 08:56:15.31 ID:0oKAVaRPo
達人「しょ……正気か親父。いくら規格外の存在と言っても、熊だぞ!?」
早乙女「だからこそだ。身体能力でクマを上回る人間などそういない」
達人「確かにそうだが……」
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