にこ「きっと青春が聞こえる」
1- 20
567: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/18(木) 23:52:57.82 ID:m7W+whrIO

 夕暮れに沈む教室で、ひとり窓の外を眺める。

 ガラス越しに聞こえる運動部の掛け声がいやに遠くて、どこか現実味を失わせた。

 まるで。

 この世界に、ひとりぼっちであるかのように。

にこ(……あほくさ)

 センチになっているだけだ。すべてが徒労に終わり、すべてを失って、少しだけ疲れが顔をのぞかせて。

 だから、こんなに虚しさが胸を占めている。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice