にこ「きっと青春が聞こえる」
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507: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/12/20(火) 01:44:31.92 ID:YNfrPH5eo

花陽「にこ先輩」

にこ「え?」

 戸惑う私に、花陽が正面から向き合う。

花陽「断る理由は、ないと思います」

花陽「絵里先輩たちが入れば、この部はもっともっとレベルアップできます」

花陽「だから、この話は――」

 真剣に語る花陽の言葉が、右から左へと流れていく。


 『絵里先輩』 


 あんたたち、いつの間にそんな距離になったの?

にこ「……うん、うん」

にこ「いいんじゃない?」

 気づけば私の口からは、そんな言葉が漏れていた。

凛「……! やったにゃ!」

 ねえ、凛。

 あんた絵里のこと毛嫌いしてたんじゃなかったっけ?

 なんでそんな大喜びしてるわけ?


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