455: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/10/20(木) 23:10:48.95 ID:DRFjCdkxo
凛「わかるよ」
たぎる血に、冷や水を浴びせるかのように。
彼女の言葉は、真剣なまなざしは、鋭い矢となり私を射抜きました。
凛「わかるよ。凛も同じだったから」
凛「それしかないって決めつけて」
凛「それが正しいって決めつけて」
凛「それ以上考えるのをやめて」
凛「きつくきつく、自分をしばって」
凛「いつか、自分の本当の気持ちもわからなくなっちゃうの」
凛「凛も、同じだったから」
海未「あの、」
凛「海未先輩」
海未「なん、ですか」
凛「後悔――するよ?」
海未「――――」
彼女の強い言葉に、感情に、ついには返す言葉を見失います。
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