にこ「きっと青春が聞こえる」
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434: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/10/20(木) 22:59:00.68 ID:DRFjCdkxo

ことり「穂乃果ちゃん」

海未「穂乃果」

穂乃果「っ!」

 突然背中に投げかけられた言葉に、足が止まる。

ことり「よかったぁ、やっと追い付けたね」

海未「まったく、部活が終わるなり早々に姿を消すなんて、水臭いではありませんか」

穂乃果「ふたり、とも……」

 なんだろう。すっごく懐かしい感じがする。

 答えは簡単。二人と、こんなに「普通に」お話をするのなんて、すごく久しぶりだった。

 こんなに「いつも通り」な二人は――すごく、久しぶりだった。


 なんで?


 なんでそんなにすっきりした顔なの?


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