35: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 22:46:46.75 ID:XV6qQge5o
飯塚「なんだかんだで馴染んだよねぇ、矢澤さん」
にこ「ま、一週間も一緒にご飯食べてればね。さすがに馴染みもするでしょ」
36: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 22:49:54.78 ID:XV6qQge5o
後藤「だけど、本当に不思議よねぇ」モグモグ
にこ「今私の唐揚げがあんたにもぐもぐされてる以上の不思議なことなんかないわよ」
37: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 22:55:21.45 ID:XV6qQge5o
竹達「話が進まないから一旦落ち着きなさい落ち着きなさいって」
にこ「私? 私が悪いの?」
38: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 23:04:06.36 ID:XV6qQge5o
にこ「げほっ、げほっ」
飯塚「だ、大丈夫? 矢澤さん」
39: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 23:19:22.46 ID:XV6qQge5o
にこ「そーよ。あの時一人で勝手に暴走して部員に愛想つかされて、ひとりぼっちになったアイドル研究部唯一の部員が、この私ってわけ」
にこ「それ以来友達なんかいなかった。いらなかった」
40: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 23:38:31.01 ID:XV6qQge5o
にこ「だから……ねぇ」
にこ「私、もうちょっとだけ勇気を振り絞ってみようと思うの」
41: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 23:43:47.27 ID:XV6qQge5o
それは、決別の言葉だった。
四月になって廃校騒ぎが校内に蔓延して。
42: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/18(金) 00:08:04.94 ID:epl5tFtBo
後藤「それにしてもアイドルかぁ……うちの後輩が食いつきそう」
竹達「後輩って、部活のあの子? そんな風には見えないけど」
43: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/18(金) 00:08:41.61 ID:epl5tFtBo
ま、なんにせよ。
これから一年――目いっぱい楽しもう。
――楽しめる、よね?
44: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/18(金) 00:09:08.82 ID:epl5tFtBo
ここまで
ようやく一区切りできそう
次はそのうち
45:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 00:37:18.07 ID:3QqLmojGo
乙
期待してます
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