にこ「きっと青春が聞こえる」
1- 20
39: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/17(木) 23:19:22.46 ID:XV6qQge5o

にこ「そーよ。あの時一人で勝手に暴走して部員に愛想つかされて、ひとりぼっちになったアイドル研究部唯一の部員が、この私ってわけ」

にこ「それ以来友達なんかいなかった。いらなかった」

にこ「……ううん、いらないと思い込んでた」

飯塚「矢澤さん……」

にこ「ぶっちゃけちゃえば、つらくないわけないわよ。登校もひとり。ご飯もひとり。放課後もひとり」

にこ「でも、どうすることもできなかった。どうせ嫌われ者だって予防線はって自分を守るのが精一杯」

にこ「誰かと関わる余裕なんてなかった」

竹達「…………」

にこ「でも、気づいたの」

にこ「一歩踏み出せばよかっただけなんだって」

にこ「がんじがらめの有刺鉄線の中でぶるぶる震えてるんじゃなくって」

にこ「ちょっとの勇気を出せば――こうして、友達ができるんだって」

後藤「…………」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice