344:名無しNIPPER[sage]
2016/07/18(月) 18:49:38.74 ID:Q4Gp1CZFo
面白いから続けて
345: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:14:01.51 ID:9E7ahJqxo
【Side:真姫】
気づいたことがある。
346: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:14:52.28 ID:9E7ahJqxo
友達は作らない。
自分を守るための、精一杯の強がりだった。
347: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:15:38.77 ID:9E7ahJqxo
にこ「とにかく! 私たちのアイドル活動が満を持して始動するってわけよ!」
私たち、か。
348: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:16:40.09 ID:9E7ahJqxo
* * * * *
絵里のレッスンは、善は急げと言わんばかりに翌日から始まった。
349: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:17:33.36 ID:9E7ahJqxo
絵里「…………」
各々が休憩をとる中、絵里はひとり難しい顔で腕を組んでいる。
350: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:19:04.19 ID:9E7ahJqxo
絵里「まず小泉さん。彼女は決定的に体力不足」
にこ「あー……」
351: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:19:41.47 ID:9E7ahJqxo
絵里「……ねえ。あの子、本当に入れなきゃだめなの?」
にこ「この六人で、って言ったのはあんたでしょうが」
352: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:20:46.00 ID:9E7ahJqxo
絵里「そういう点では園田さんや南さんも同じだけれど……」
絵里「彼女たちには、少なくとも『今』ここにいる理由はあるようだしね」
353: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/24(日) 22:22:09.65 ID:9E7ahJqxo
絵里「なら、やるしかないじゃない。文句なんて言ってられないわ」
言いながらその場を立ち去る絵里の横顔は、とても力強くて。
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