にこ「きっと青春が聞こえる」
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333: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/07/12(火) 22:13:24.99 ID:+lwXNVVgo

 そして懸念事項はもうひとつ。

海未「あの……」

にこ「あー、うん。あなたの言いたいことはすごくよくわかる」

海未「ならば話は早いのですが……」

にこ「ちょ、ちょっと待って!」

 慌てて話を遮る。絵里への反感が最高潮になってる今、この子たちにまで離れられたら、本格的にμ'sの結成は怪しくなってしまう。

にこ「そっちの二人は!?」

 さっきまで好印象だった穂乃果なら、話を良い方向に持っていってくれるかもしれない。そう考えての振りだったんだけど。

穂乃果「私は……やっぱり遠慮しようかなー、なんて」

にこ「なっ……」

穂乃果「だってだって、そのスクールなんちゃらランキングっていうのがどんなものかよくわからないけど……」

穂乃果「でも、私たちがそれにランクインするって言われても、現実味がないというか……」

穂乃果「ぶっちゃけ、練習とかきつくなっちゃう? って考えると……ねえ?」

にこ「…………」

 返す言葉は、私の頭のどこをひっくり返しても、出てこなかった。


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