にこ「きっと青春が聞こえる」
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30: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 23:00:30.33 ID:V+INWURXo

飯塚「でも今日はいつまでたっても席を立つ気配がなくって……」

飯塚「どうしたんだろ、って思ってたら急に泣き出すんだもん、びっくりして思わず声かけちゃったよ」

にこ「あ、そうだったんだ……」

飯塚「泣いてた理由、言えないならそれでも全然構わない」

飯塚「でも、こうして話したのもなにかの縁だと思ってさ。よかったら一緒にご飯食べない?」

にこ「え? ……ええ!?」

竹達「や、そんなに驚く話だった? 今の」

にこ「だって、だって……」

 ぼっちの私が、誰かと食事?

 うそうそうそ、ありえないでしょそんなの。

 だって私、一年生の「あの一件」以来、学年の鼻つまみ者で――

後藤「いいじゃない、ご飯くらい。私たちずっと矢澤さんと話してみたいと思ってたのよ」

にこ「――うええぇぇぇぇええ!?」

竹達「だからそんなに驚く話だったかな!?」

にこ「驚くわよこんなの! だって、だって私は――」

飯塚「ほらほら机くっつけて」

にこ「って聞きなさいよ!」

後藤「あら、矢澤さんのお弁当おいしそうですねぇ」

にこ「勝手に開けてるしー!?」



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