にこ「きっと青春が聞こえる」
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258: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/06/06(月) 21:51:00.74 ID:R6xTWM+mo

 はっ、ついツッコミ入れちゃった!

海未「え、えーと……? やはり矢澤にこ先輩、なのでしょうか?」

にこ「あ、そのー……まあ、そういうことになるわね……」

 ぐぬぬ、なんかすごくみっともない……

ことり「あの、なんでずっと無視してたんですか?」

穂乃果「そうですよ! 海未ちゃんが必死に呼びかけてたのに!」

海未「穂乃果、そういう言い方はいけません。私も見知らぬ立場で不躾だったと反省すべきでした」

にこ「や、それについては申し訳なかったけど……でも、海未さん? の言う通りなわけよ」

ことり「どういうことですか?」

 ――あんまり、自分で口にしたくはないんだけどなぁ。

にこ「つまり――見知らぬ立場、ってことよ」

にこ「ぶっちゃけちゃうと、私に話しかけてるとは思わなかったの。知らない人だし」

ことり「そう言われれば……」

穂乃果「海未ちゃん、なんでこの……矢澤先輩? のこと知ってたの?」

海未「やはり二人とも覚えてませんか……まあ、ひと月ほど前の話だから無理もありませんが」

にこ「?」

 なに? この子そんなに前から私のこと知ってたわけ?


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