にこ「きっと青春が聞こえる」
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235: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/05/30(月) 23:31:56.02 ID:fmcX7+DGo

【Side:希】

 二階席の窓から、小さくなるにこっちの背中を見送る。

 私にお礼を述べたにこっちは、時計を確認すると慌てて荷物をまとめ始めた。


にこ『今日は早く帰んなきゃいけないんだった!』

 
 理由までは聞かなかった。余計に時間を使わせちゃいそうだったし。

 きっと家族の都合とか、そんなところだろう。


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