にこ「きっと青春が聞こえる」
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22: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 20:48:09.22 ID:V+INWURXo

 そのまま回れ右してよっぽど帰ってやろうかとも思ったけど、結局そのまま校内へ進むことにした。

 なにかの勘違いかも知れなかったし。……まあ、なにをどう勘違いしたらこうなるのかわからないけど。

 とりあえず同じ色のリボンの人を追いかけていったら、みながみな一様に教室棟の二階へ足を進めていった。

 二年生の教室のある、だ。

 自分が二年の頃に何組だったか思い出しつつ、途中他のクラスも覗いてみる。

 ホームルーム直前ということもあってみんな席についてるからわかりやすい。

 どこのクラスもほぼ全員が揃っている。まるでこれから、授業でも受けるかのように。

にこ(……やっぱり、そういうことなの? これ)

 状況を知れば知るほど、可能性を否定できなくなってくる。

 将棋は詳しくないけど、王将の逃げ道をどんどん減らされてるときってこんな気分なのかな。


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