にこ「きっと青春が聞こえる」
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202: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/05/19(木) 20:33:00.58 ID:hkr0uN9Wo

凛「それで、他にはなにが必要にゃ?」

花陽「あとは、もちろん場所も必要だよね。この学院は……」

 ちら、と飛んできた花陽の視線から、意図を汲み取る。

にこ「ええ、申請が通れば講堂でライブをすることも可能よ」

花陽「っていうことみたい」

凛「講堂って、あのおっきな? あんなに人が集まるのかにゃ……?」

にこ「…………」

 それについては心配ご無用。

 私たち九人が揃えば、あの講堂がちっぽけに見えるようなステージだって、お客さんで一杯にできるんだから。

花陽「それと、曲や振り付けも必要になるかな。これも他のスクールアイドル……それこそA-RISEのコピーだって大丈夫だけど……」

凛「やるなら自分たちの曲でやりたいねー」

花陽「うん。それに今例に挙げておいてなんだけど、あんまりレベルの高いアイドルをコピーしても難易度が上がっちゃうし」

凛「あ、そうだよね……」

 暗い話題ばかりが続き、凛と花陽のテンションがみるみる下がっていく。

 うーむ、幸先よくないわね、この子ら……


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