にこ「きっと青春が聞こえる」
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201: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/05/19(木) 20:25:22.82 ID:hkr0uN9Wo

凛「じゃあ凛たちライブするの!?」

花陽「うーんと……正確には、『ライブするための準備をする』、って感じかな……」

 急に自信なさげになる花陽。

凛「準備?」

花陽「うん。ねえ凛ちゃん、アイドルが実際にライブをするには何が必要だと思う?」

凛「え?」

 やっぱり、花陽はしっかり考えてるみたいね。

 ちゃんとその問題に気づいてる。

凛「えっと、えっと……衣装、とか?」

花陽「うん、それももちろん必要だね」

 ほっこりしながら花陽が言うのは、凛が少しだけ素直な気持ちを覗かせたからだろう。

 可愛い衣装。着たいのね、凛。

花陽「だけどそれについてはまだ保留になっちゃうかな」

花陽「突き詰めちゃえば、この制服で踊るのだって立派な『音ノ木坂のスクールアイドル』っていうアピールになるし」

凛「そっか……」

 しゅん、と凛が落ち込む。

花陽「も、もちろんいつまでもそういうわけにもいかないよ?」

花陽「やっぱり可愛い衣装を着て踊った方が映えるし、それに……」

凛「それに?」

花陽「私たちも着たいし、ね?」

凛「……えへへー」


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