190: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/05/11(水) 00:21:13.55 ID:8FHhUPvNo
I say...
Hey,hey,hey,START:DASH!!
Hey,hey,hey,START:DASH!!
歌えないはずがなかった。
それは、私たち九人が初めて講堂を一杯にした曲。
μ'sのはじまりの歌。
にこ「――ふぅ」
ピアノの伴奏は、私が一番のサビを歌い終えたところで止まる。
額にじんわり浮かんだ汗をぬぐうと、真っすぐにこちらを見つめる真姫ちゃんと視線がぶつかる。
真姫「信じては、ないの。だけどね、そんなの関係ないってわかった」
真姫「今の曲は、歌詞なんてワンフレーズもついてないメロディだけの曲」
真姫「でもあなたは、それを当然のように歌った」
真姫「その歌詞は、そうであるのが当然のようにぴったりだった」
真姫「あなたが未来人であることを、私がどれだけ信じようとしなくても、関係ない」
真姫「この事実は――捻じ曲げられないもの」
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