にこ「きっと青春が聞こえる」
1- 20
189: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/05/11(水) 00:15:46.48 ID:8FHhUPvNo

真姫「……信じては、ないの」

 だけどね、と。

 迷うような表情を見せた後、真姫ちゃんはグランドピアノへと向かう。

 ぴぃん、と空気が張り詰めたような錯覚。

 そんな緊張感を振り払うように、真姫ちゃんの指は鍵盤の上を滑り始めた。

 果たして、流れ出したメロディは。

にこ「――――!」

真姫「――――」

 それを察した私と、私が察したことを察した真姫ちゃん。

 一瞬のうちに視線が交わり、互いの意図を読み合う――なんてことはできなかったけど。

 私の体は、自然と反応していた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
691Res/351.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice