元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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691: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/08/27(日) 21:05:19.66 ID:ESfib4sto
フィナ「……来たよ。まっすぐこっちに向かってきてる。どうする?」

クリス「迎え撃ちますっ。先手必勝です!」

ガチャッ


タロウ「き、来たよ!」

力士「手下の人形か。小癪な」

仕立て屋の扉から姿を現したのは三体のマネキン人形。

腕の先がトゲの生えた鉄球となっており、その不自然な動きは糸で操られるマリオネットそのもの。

マネキンが襲い掛かる。

オミキ「遅すぎます」ヒョイッ

力士「この程度か……壊すのも面倒だ」

しかし、キョウトの武人達は強者の勲章を得るための百兵の試練を十分に達成できるほどの猛者。

その上、貴腐のキノコによって強化されている。

付け焼刃のマリオネット操作では全くと言っていいほど攻撃が当たらなかった。

力士「ぬん!」バッ

一体のマネキンが張り手を間一髪で避ける。

しかし、ジュウリョウが踏み込んだ右足が石畳を激しく吹き飛ばし、張り手の衝撃が正面にあったカフェを破壊する。


フィナ「ああっ! 吸血鬼に壊された魔法街の修復工事が終わったばかりなのに!」

フィナ「しかもあれ、エルミス行きつけのカフェじゃん。あーあ……」


オミキ「ジュウリョウさん。不利ですけど、ここは私に任せてください」

力士「操り手を壊せば良いのか。分かった」ズシズシ

タロウ「春眠の術は生物にしか効かないんだったね?」

オミキ「ええ。しかし、加減する必要もないので……」


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