元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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591: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/06/26(月) 00:15:11.19 ID:po2J3s3to
オミキと呼ばれた少女は巫女装束を着たとても小柄な少女だった。

顔は狐の面で隠されている。

フィナ「こんにちは。あ、ソフィーの先輩の巫女さんだ」

フィナはソピアがまだ普通の妖精だった頃のマリンを迎えに行く際に、一度この神社を訪れていた。

フィナ「えっ、ということはあたしも巫女修行するの?」

オミキ「すいません。私は巫女ですが、忍者でもあるんです」

フィナ「そっかー」

オミキ「今からするのは忍者の修行です」

フィナ「えっ、あたし忍者になるの?」

オミキ「何も聞いてないんですか?」

フィナ「何かね、テンパラスさんから逃げる技や隠れる技を学べるって聞いてきたんだけど……」

オミキ「その言い方は語弊があります……」

フィナ「どうするかなー、忍者怖そうだしなー」

オミキ「怖くないですよー」

フィナ「……ニンジャ、ヒトコロサナイ?」

オミキ「……他にどうしようもなくなったら」

フィナ「くぅ、その答えはずるい」

オミキ「ええとですね、忍者は潜入して情報を盗み出す専門家なんです」

オミキ「そういう仕事なので、できれば戦わずに済むのが一番いいんです」

オミキ「もし戦いになっても、相手の命を奪うまで時間をかけて戦ってないで、動きを封じてさっさと離れた方がいい事が多いんです」

フィナ「ターゲットのついでにおやつ感覚で人を殺すアサシンとは大違いだ!」


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