元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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514: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/05/20(土) 00:50:03.98 ID:svxAH1iFo
魔導長「ん?」

魔導長「『雷獄』で焼けた範囲に誰か入ってきおった」

シュッ

レン「うわぁ!」

魔導長「ここは危ないから引き返しなさ……うん? キミはわしの孤児院の子じゃないか」

レン「ま、魔導長さん……こんな森で何をしているんですか?」

魔導長「それはわしが聞きたいのじゃが……」

レン「誰かいる!」ダッ

魔導長「あ、こら、待ちなさい!」

レン「ひ、ヒレア!?」

ヒレア「レン……?」

レン「誰にやられたんだ! まさか……」

ヒレア「……」コクリ

レン「そ、そんな……!」

魔導長「キミ、危ないからそこをどきなさい」

レン「……嫌です」

魔導長「キミも襲われたんじゃろう。第一、キミは彼女を嫌っておったろう」

魔導長「助ける義理があるのかい?」

レン「仲直りしたんだ。ソフィアさんのおかげで、ヒレアはもう大丈夫だ」

レン「今のヒレアは悪い子じゃない! だからおれは助ける!」

魔導長「だが、監獄を襲撃し、多くの兵士に被害が出たのじゃぞ。死人も出ておる」

レン「そ、それは……何か考えがあるんだと思う」

魔導長「教えてあげよう。ソフィアさんの正体は逃亡貴族。監獄に囚われた貴族を助けるために彼女はこの子を利用したんじゃよ」

レン「……分かんないよ」

魔導長「ふむ」

レン「分かんないから、おれは分かるまでここをどかない!」

魔導長「そう来たか……」

魔導長「しかし、どかないのならキミを巻き込む事になるが……それでいいのかね?」

レン「っ!?」

レン「ヒレアに手は出させないからな」

魔導長「どきなさい」バチッ

レン「どくもんか!」

魔導長「言う事を聞きなさい!」バチバチ

レン「魔導長さんこそ、やめろよ!」

魔導長「邪魔だと言ってるのが分からんか小僧ッ!!!!」ヂヂッ バリバリ

ドォン!


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