元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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◆k9ih1s9J/w
[saga sage]
2016/03/30(水) 20:21:08.80 ID:ZrJ9rL9Go
テンパラスさんがどれくらいモブかというと一人称が安定しないくらいモブ、今後は初登場時の私に合わせます
引き続き、魔法街。
フィナ「あっ、火剣士さん」
火剣士「シーフのフィナだったな」
フィナ「火剣士さんが魔法街にいるなんて珍しいですね!」
火剣士「ちょっと、待て。その呼び方ではまるで私が端役のようではないか」
フィナ「だって長いし略しにくいんですもん」
フィナ「実際あたしの知り合いの中では端役の方ですし?」
火剣士「……実績が足りないか」
フィナは途中で恐怖を思い出し涙目になりながら長話をした。ソピアやエルミスの素性は流石に隠した。
テンパラス(火剣士)「そうか。殺し屋の弟子はやめたか」
フィナ「……落ち着いて考えると、予定通り技を学んでおさらばした感じ」
テンパラス「うむ。私もお前の選択は正しかったと思うぞ」
テンパラス「何があったかは知らぬが、友を手にかけさせようとするとは非道極まりない組織だ」
フィナ「そう、ですよね」
テンパラス「私もできる限りお前を守ろう」
フィナ「あ、危ないですって!」
テンパラス「案ずるな、私を誰だと思っている」
フィナ「名もなき火剣士さん」
テンパラス「……名前は、ある」
フィナ「これから、どうしよっかな……」
テンパラス「話なら聞くぞ」
フィナ「あたし、武器が握れなくなっちゃったんです。刃物を見ると震えてしまって」
フィナ「これじゃ何でも屋の仕事なんて出来っこないんで、転職しようかなと……」
テンパラス「候補はあるのか?」
フィナ「もしかしたら魔法局かも。あ、そうなったらテンパラスさんも先輩ですね!」
テンパラス「東国の戦技に興味はあるか?」
フィナ「東の国……ってジャルバ王国ですか?」
テンパラス「さらにその先だ。私は今、東国の剣技を修めている」
テンパラス「その東国には戦いを避けるための技があるのだ。今のお前に適しているのではないか?」
フィナ「いいかも……」
テンパラス「興味があるならば明日の9時に剣士ギルドへ来ると良い」
テンパラス「だが、今日はもう遅い。夜は暗殺者の時間だ。私が家まで送ろう」
フィナ「あ、ありがとうございます!」
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