元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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220: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2016/03/23(水) 00:38:05.06 ID:evw+23Uto
宿屋前に集合した一同は再びソピアの異空間にいた。

トール「なるほど……この町で食事をしてはいけませんね」

ハルカ「キミは大丈夫だった……?」

トール「僕は携帯食品を持ってきてたので……」

ヒレア「人間を食べて、人間に食べられたわ」

ソピア「お姉様に負けた……!」

アン「張り合うところじゃないですよぉ!」

ソピア「でも悪食って人、見た目で吸血鬼だってよくわかったね」

ヒレア「においで分かったんじゃないかしら……。料理人の上位職なんでしょう?」

ハルカ「料理界……恐ろしい世界ね」

アン「フォローしておきますけど、『バーテンダー』はカクテル作りをはじめとした美しいテクニックを持つだけで、人喰いは普通いませんし」

アン「『調合士』も料理に特殊な効果を持たせるだけで、アンブロシアのような変な効果を売りにしてるお店ばかりじゃありませんから、誤解しないでください……」


ソピア「改めて役割分担しよう」

ソピア「さっき監獄の地図を見て来たんだけど、広いから簡単には助け出せないと思う」

アン「勲章を持った人がたくさん来てますもんねぇ」

ソピア「私一人だけなら警備のふりをして奥まで行けそうだけど、戦えない貴族と王族を逃がすのは大変そう」

ソピア(イデアさんも連れていかないといけないしね……)

ハルカ「強者程度ならヒレアさんが全滅させられるんじゃないかな……」

ヒレア「ソピアちゃんが奥まで行って、私が霧で敵を全員眠らせる。……それだけでいいんじゃない?」

ソピア(ここにきてイデアさんが邪魔になったよ……)

トール「一応、ヒレアさんが対策されてた時のことも考えておきましょう」

ハルカ「その時は、あたしたちで引きつけておくしかないと思う」

ソピア(奥まで全員で突っ切って、ルーンで転移魔法陣を作って、魔人先生の城まで逃げるのも手かな)

ソピア(私たちは王子様に合流しないといけないけどね)


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