413: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/09/17(日) 01:11:10.73 ID:IYrmd6hRo
レンジャー「……あの、これは……」
アロエ「ちょっと、あんたこそ怯えさせてんじゃないの」
アデク「お、そうか」
アデク「いやすまん、お前さんを責めてるわけじゃないんだ」
アデク「ただ、なあ……」
そう言いながら、アデクは自身が持つノートに目を落とした。
描かれている落書きを、妙に優しい目つきで見ている。
不意に、アデクが不思議な顔で笑った。
アデク「ひょっとしてお前さん、いや、お前さんたち」
アデク「自分が何か話したら『こいつ』に迷惑がかかる、と思ってるんじゃないか」
レンジャーは思わず目を見開いて、チャンピオンを見てしまった。
アデクはそんなレンジャーをじっと見つめ返している。
逸らすに逸らせない、さきほどとは別の強い力を持つ視線だった。
469Res/395.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20