284: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2018/02/07(水) 00:16:09.35 ID:Esng2uEHO
ジュプトル「よく わからない」
ジュプトル「なにを きめたんだろ」
ヨノワール「きめた?」
ジュプトル「『きめたことは ソンチョウ してあげろ』」
ジュプトル「……って、ニンゲンが いった」
ダゲキ「ソンチョウ……」
ジュプトル「たぶん、いま ダゲキが いったこと」
ジュプトル「わかんないけど」
ダゲキ「しらない ことば、だけど、ちょっと……わかる」
ヨノワール「……まさか」
ざざっ、と、何者かが枝から枝へ飛び移る音がした。
ジュプトルたちは一斉に空を見上げる。
そういえば、だいぶ明るい。
どうりで眠いはずだ。
互いの顔も表情まで読み取れるようになっていた。
太陽がいつも昇る方角が黄色っぽく光を放っている。
ヨノワール「もう、あさに なっちゃいますね」
ダゲキ「……うん」
ジュプトル「……ねむいけど、いまから ねむれるかなあ」
ダゲキ「ねないと、ぐあい わるくなるよ」
ジュプトル「そうだなあ」
ジュプトル「でも、まだ へいきだよ」
ヨノワール「……」
ダゲキ「……あのさ」
助けを求めるような目でダゲキがジュプトルを見、ヨノワールを見る。
ダゲキ「もし、ミュウツーが もりを でるって、いったら」
ダゲキ「ぼくたちは どうすればいい?」
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