95: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/22(月) 19:58:07.82 ID:bi205V3UO
ほむら「……!」
今更ながら、ほむらはふたりの魔法少女に対する認識が大きく異なっていたことに気づく。
ほむら「……あなた、もう魔女と戦った?」
さやか「まだだよ。昨日契約したばかりだし、病院にいた魔女はあんたらが倒しちゃったんでしょ?」
凄まじい違和感がほむらを襲った。
ほむら(……そうか、この時間軸のさやかは、魔法少女がどんな存在かまだ知らないのね)
それは、魔法少女の本体がソウルジェムであることや、魔法少女がやがて魔女になることといった、キュゥべえが隠しているようなことではない。
もっと、ずっと表面的で、魔法少女が知っておかなければならないこと。
知らずに契約してはならないようなことだ。
ほむら「……」
もちろん、全く知らないということはないだろう。
キュゥべえから、簡単な説明は受けているはずだ。
しかし、言葉でいくら説明されても、それで本質を理解できるはずがない。
昨日、ほむらと杏子が一歩間違えれば死んでいたかもしれないことを、今のさやかは信用するだろうか。
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